土鍋で作る黄金色の「焼き芋」
最近はスーパーでも焼きたての焼き芋を販売しているところが多く、店内に充満する甘く香ばしい香りの誘惑に負けそうになります。スーパーに行くのは仕事帰りが多く、晩ごはん前なのでぐっと我慢 笑。お休みの日におうちで焼き芋を作ります。
焼き芋はなると金時などのホクホク派ですか?安納芋などのしっとり派ですか?私はしっとりしていながらホクホク感もある「紅はるか」の焼き芋を作ることが多いです。さつまいもは低温でじっくり時間をかけて焼くと、より甘くなるのでオーブンで焼く事が多いのですが今回は手軽に土鍋を使いコンロで焼き芋を作りました。
土鍋はTERREETOILEE(テールエトワレ)浅型のココット24cmを使いました。 テールエトワレはフランスアルザスの陶器ブラドで、以前はストウブのセラミック商品を製造してきた工場だそうです。
もちろんお鍋をするような普通の土鍋でも大丈夫!美味しく作れます。
さつまいもを洗い、水分を拭き取らずそのままアルミホイルに包みます。アルミホイルは特に裏表がないそうなのですが、光沢がある方がアルミを伸ばす際にローラーに当たっている面で曇っている面より若干ツルツルしていて、くっつきにくいそうなので光沢面を内側にして包みました。テールエトワレは底面がフラットなので並べやすいです。
蓋をして極弱火で加熱します。これは小さなサイズのさつまいもだったので1時間加熱しました。(加熱時間は大きさで変わります。)均等に熱が入るように、さつまいもの上下を入れ替えます。竹串を差してみて、すっと入れば完成です。
焼きたては熱すぎるので、余熱を利用して20分ほど放置。丁度食べごろの温度になりました。紅はるかを半分に割ってみると・・・蜜がたっぷり入っていて黄金色にねっとりと焼きあがっています。
土鍋を使うと、ゆっくりと加熱されるので甘みが引き出され、遠赤外線効果で更に甘くなるような気がします。紅はるかの焼き芋はしっとり系ですが、安納芋ほどとろとろにはならず、また甘みもあっさりとして食べやすいと思います。
とろけるような食感でとても甘い焼き芋なので、そのままでももちろんおいしいのですが、有塩バターを付けて食べるのが好きです。そうするとお口の中でスイーツが完成!まるでスイートポテトを食べているみたい。
まだまだ寒い季節。おうちでさつまいもの焼ける甘い香りに包まれながら、温かくほっこりとしたティータイムでした。
ごちそうさまでした(*´ー`*)
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焼き芋にのせていたバターです。あっさりとしていてコクのあるバターは本当に美味しくて、これをトーストにたっぷりと塗った朝ごはんは至福の時間に。有塩バターは少し入手困難みたいです。